「形式語研究論集」
藤田保幸 / 和泉書院
定価: ¥ 13,200
形式語をめぐり、コーパス言語学や方言地理学からの研究も含め、最新の研究成果を集める。今後のこの方面の研究における基本文献書。
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■目次
はじめに
形式語研究の方法論―定性的研究と定量的研究― 山崎 誠
複合格助詞関連形式での丁寧形/普通形の対応関係―コーパスに基づいた研究― 服部 匡
コーパスを活用した類義語分析―複合辞「ニツレテ」と「ニシタガッテ」― 砂川有里子
「代わり」の意味分析 田野村忠温
複合助詞の品詞性について―名詞を構成要素とする複合助詞を例に― 杉本 武
複合辞〈ニ際シテ〉の意味および共起制限 三井正孝
複合辞「~ものなら」について 藤田保幸
集合操作表現の文法的性質 江口 正
同一性を表す形式名詞「通り」について 森山卓郎
連体修飾構造中の形式的な「の」「こと」について 中畠孝幸
接続詞の連続使用・二重使用―複合接続詞的使用も含めて― 馬場俊臣
使役文における動作主体を表す「(人ヲ)V-テ」の後置詞性と動詞性―語彙的意味の希薄化と文法的機能の形式化― 早津恵美子
連体修飾節における基本形とタ形の対立 丹羽哲也
複合辞「という」の文法化の地域差 日高水穂
西日本方言における「と言う」「と思う」テ形の引用標識化 小西いずみ
学校国文法と形式語 山東 功
文法体系における複合格助詞と単一格助詞の位置づけ―日本語の複合格助詞「~にとって」とそれに対応する朝鮮語の表現をめぐって― 塚本秀樹
索引
【管理用】
8813G2670
形式語研究論集 (研究叢書 440 龍谷叢書 29) 藤田保幸/編