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「キプロス島歴史散歩」
渋沢幸子 / 新潮社
定価: ¥ 1,320
神話の浜、ギリシアの神殿、ローマの劇場、十字軍の城にオスマンのモスク…めくるめく九千年の歴史を持つキプロスには、これら全てがひしめいている。1974年の紛争後は南北に分断され「再統合」という課題を背負い、ヨーロッパ人には陽光豊かなビーチリゾートとして愛される、東地中海の美しい島キプロスの、歴史、現状、見所を、懇切かつ生き生きと紹介した書。
※ 外面を中心にうす汚れ多め、シミ汚れ多め、コスレもあります。ページ内は概ね良好ですが少し角つぶれあります。扉の色紙にはがしあとあります。書き込みはありません。
■主要目次
分断された“女神の島”
神話時代からビザンティン支配へ
リュージニャン朝からヴェネツィア、オスマンの支配へ
英国植民地時代から、キプロス共和国の誕生と分裂
ギルネ(キレニア)―北の守り「キレニア城」とキプロスの華「ベラ・パイース修道院」
北レフコシャ(北ニコシア)―南北に分断された城内に西欧とオスマンが混在する
ガジマーウサ(ファマグスタ)―城壁内の旧市街に残るリュージニャンの大聖堂や「オセローの城」
ラルナカ―ストア哲学のゼノンが生まれ、“復活の聖者”ラザロが没した町
南ニコシア(南レフコシャ)―近代的な新市街と中世が息づく旧市街の小路
トルードス山地―ビザンティン教会が点在する緑豊かな高原リゾート
リマソル(レメソス)―古代王国の遺跡とワイン祭、オスマン時代を偲ばせる旧市街
パフォス―ローマ遺跡とアフロディテの浜、いまは西洋人に人気のリゾート
【管理用】
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キプロス島歴史散歩 (新潮選書) 渋沢幸子/著