「禁裏・公家文庫研究 第3輯」
田島公 / 思文閣出版
定価: ¥ 12,980
勅封のため全容が不明であった東山御文庫本を中心に、近世の禁裏文庫所蔵の写本や、公家の諸文庫収蔵本に関する論考・史料紹介・データベースを収載するシリーズの第三輯。
※ 箱にうす汚れ、小汚れ多数、コスレ傷、角のほころびなどがありハッキリと古書感があります。本体も表紙にコスレや白い変色、裁断面に小汚れが多数あり、主に外面にかなりハッキリと劣化があります。少し古書のにおい(カビ臭?)もしています。紙面は状態がよく、うす焼けうすジワ程度はありますが大きな傷みはありません。書き込みもなしです。
※ サイズは箱ごとの外径でおよそ19.5 × 27.5 cmほどです。ヤマト宅急便でお届けします。ポスト投函ではありませんので直接お受け取り(もしくは宅配box)が必要になります。お届け日や時間帯の指定がおありの場合はお知らせください。
■目次
序――書陵部の想い出――(飯倉晴武・元奥羽大学教授)
第一部
近代の禁裏・公家文庫―─図書寮―─(飯倉晴武)
伏見宮本の変遷――書陵部での整理と書名決定―─(飯倉晴武)
『後円融院宸記』永徳元年・二年・四年記――翻刻・解題と後花園朝の禁裏文庫――(桃崎有一郎・日本学術振興会特別研究員)
後光明天皇期における禁裏文庫(松澤克行・東京大学史料編纂所)
京都大学附属図書館所蔵『芥記』(松澤克行)
近世禁裏における六国史の書写とその伝来(小倉真紀子・日本学術振興会特別研究員)
第二部
九条家本『神今食次第』にみえる「清涼御記」逸文――「清涼記」の成立年代と「新儀式」との異同――(西本昌弘・関西大学教授)
『執政所抄』の成立と伝来について――院政期摂関家の家政運営マニュアルに関する検討――(渡辺滋・日本学術振興会特別研究員)
承安三年最勝光院供養に関する史料(藤原重雄・東京大学史料編纂所助教)
御賀の故実継承と「青海波小輪」について――附早稲田大学図書館蔵『青海波垣代之図』翻刻――(三島暁子・東京大学史料編纂所学術支援専門職員)
「公卿学系譜」の研究――平安・鎌倉期の公家社会における朝儀作法・秘事口伝・故実の成立と相承――(田島公・東京大学史料編纂所教授)
第三部
宮内庁書陵部所蔵伏見宮本目録(小倉慈司編・宮内庁書陵部主任研究官)
東山御文庫本マイクロフィルム内容目録(稿)索引(小倉慈司編)
【管理用】
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禁裏・公家文庫研究 第3輯 田島公/編