★著者、シェル・シルヴァスタイン(Shel Silverstein)は1932年、米国シカゴ生まれ。作家、イラストレーター。1969年、1984年にグラミー賞を受賞するなどシンガーソングライターの顔ももつ。日本では『おおきな木(The giving tree)』がロングセラー。幼年期はミッドウェストで育つ。「野球選手になって女の子にもてたいと思っていたが、野球もダンスも苦手でそれゆえに絵、音楽、本の世界に入った」と自ら述べた。朝鮮戦争の退役軍人でもある。40歳代になっても日常スタイルはひげ面にブルージーンズ、大きなカウボーイハットで肉付きの良い身体であった。詩人、音楽家、漫画家、児童文学作家と多彩な顔を持つ。自由な性格であり一箇所に留まらない放浪の生活だった。行きたい所へ行きやりたいことをやり、自分の目で確かめて何にでも挑戦していた。「自分のやり方で」というのがモットー。著作はほかに『おかしなおかしなきりんくん(A Giraffe and a Half)』、『ぼくを探しに』、『続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い』、『歩道の終るところ(Where the Sidewalk Ends)』など。1999年死去(享年66)。