*独自の抽象表現により、静謐で気品ある 格調高い作品を創造する 橋場信夫 の 紙+ミクストメディア作品 です。
2007年制作 直筆サイン入り 1点もの 【真作保証】 です。万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
*橋場信夫ファンの皆様、作品を探されていた方、作品の価値がお判りの方方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作家名:橋場信夫(はしば のぶお)1950-
・作品名:『Untitled』
・技法:ミクストメディア 紙に描かれています。
・イメージサイズ:約20 cm×約12cm
・額装サイズ:約39.5 cm×約30.5cm (前面:アクリル板)
・サイン:直筆サイン有り
・制作年:2007年
・作品コンディション:良好です。額には小さな打ち傷や擦り傷がありますが、このまま飾って楽しんでいただけると思います。
画像でご確認下さい。
橋場信夫 NOBUO HASHIBA 1950-
<略歴>
1950年 東京に生まれる
1973年-76年 グループ展(竹川画廊/東京)
1977年 個展(ギャラリーミミ/東京) 、グループ展(竹川画廊/東京) 、グループ展(東陽画廊/東京)
1978年 エコール デ ボザール アトリエ ヤンケル(パリ/フランス)、ル サロン(パリ/フランス)
1979年 サロン ナショナル デ ボザール(パリ/フランス) 、グループ展(東陽画廊/東京)
1980年 個展(西武百貨店美術画廊/池袋/船橋/静岡)
1989年 個展(銀座タカゲン画廊/東京)、
1991年 第20回現代日本美術展(東京都美術館/京都市美術館)、個展(ギャラリー沙絵羅/那覇)、
1993年 国際コンテンポラリー アート フェア(パシフィコ横浜/横浜)、個展(せんたあ画廊/横浜)
1995年 国際コンテンポラリー アート フェア(パシフィコ横浜/横浜)、空間 沈黙の風景(高岡市美術館/高岡)
1998年 個展(高台寺和久傳/京都)、線描の魅力展(不忍画廊/東京)
1999年 コモディティアート展(洋協ホール/東京)、個展(西麻布ガーデンクラブ/東京)
2000年 手のある風景展(不忍画廊/東京)、沖縄サミット晩餐会の為の作品制作(首里城/那覇)、個展(ギャラリー上田/東京)、川瀬敏郎氏「秋の花のしつらえ」の為の作品制作(井中居/東京)
2001年 JADA展(洋協ホール/東京)、橋場信夫+氏家慶二展(晩紅舎/東京)、コラージュ展(不忍画廊/東京)
2002年 個展(ギャラリー松下/豊田)、個展(ギャラリー無境/東京)
2003年 橋場信夫の世界展(アートスペース俊/茅ヶ崎)、NICAF 2003(東京国際フォーラム/東京)
2004年 橋場信夫の小宇宙(松屋銀座遊びのギャラリー/東京)
2005年 個展(日仏会館/東京)、「現代美術50年」戦後前衛から今日まで(ギャラリーNOW/富山)、アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)、International Art &Design Fair(The Seventh RegimentArmory/New York)
2006年 アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)、秀逸展(アサヒギャラリー/甲府)、日常の美(ギャラリー櫟/東京)、個展(アートフロントギャラリー/東京)、上海アートフェア(上海/中国)
2007年 星野惠子+橋場信夫(ギャラリー ローラン/東京)、アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)
2008年 個展(アサヒギャラリー/甲府)、アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)、個展(平野古陶軒/東京)
秀逸展(アサヒギャラリー/甲府)
2009年 ANAインターコンチネンタルホテル アートプロジェクト(東京)、アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)、個展(平野古陶軒/東京)、個展(杜間道ギャラリー/仙台)
2010年 個展(アサヒギャラリー/甲府)、アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)
<コレクション>
皇后陛下美智子様贈呈、ダライ・ラマ14世紀猊下、パラマハンサ・スワミ・ヴィシュワナンダ、WHO西太平洋事務局(マニラ/フィリピン)、外務省、印刷博物館(東京)、慶応義塾大学(東京)、東京都立工芸高等学校(東京)、ザ・ペニンシュラ東京(東京)、ANAインターコンチネンタル(東京)、ハイアット リージェンシー オオサカ(大阪)、グランドハイアット フクオカ(福岡)、センチュリーハイアットトウキョウ(東京)、日航ホテル(新潟)、京王プラザホテル(東京)、和久傳(京都)富美代(京都)あさば(修善寺)緒方(京都)、石葉(湯河原)蓬莱(伊豆山)水明館(下呂)大谷山荘(山口)、井中居(東京)燈々庵(東京)、トヨタ自動車(豊田)、JAL羽田北ダイアモンドプレミアラウンジ(東京)、ウインザーホテル洞爺湖(北海道)
(出典:株式会社 絵画堂)
<アーティストメッセージ>
1979年、私は南仏ラスコーの洞窟を訪れた。そこで壁画を描いたであろう太古の人の手形を見たときの感動を今も忘れない。それ以来、私の絵のテーマはOrigin(根源)となった。一口に根源と言っても多岐にわたる。それは私個人の根源から始まり、日本の、世界の、ヒトの、宇宙の根源までつながっていく。根源を知ることは、今ここに生きている私が模索している新たな表現が、重層化した伝統の上に成り立っていることを確認することなのである。
ケルト文化はヨーロッパの根源である。ヨーロッパの中央で生まれたこの文化は、ローマ帝国によってヨーロッパの西端(アイルランド、ブルターニュ、ガリシア)にまで追いやられた。その文化圏は正反対の極東に位置する日本と地理的に似ている。似ているのはそればかりでなく、両文化はともに記号、シンボルを重視してきた。ケルトの魅惑的な渦巻き、組紐模様、日本のシンプルな家紋は2万種にも及ぶ。
記号、シンボルは幾何学的である。単純な要素である円、三角、四角などの組合せ、繰り返し、回転、対称などによって生まれる。それ故世界中で同じ様なものがあっても不思議ではない。しかし眼に見える物はそれを単純にデザイン化すれば良いが、眼に見えないものの形はどの様にして表されるのだろうか?
まず、そこに先立つものがある。形が作られるよりも言葉に語られるよりも前に存在する、あるものから「必然的な形」が生まれるのである。そうでなくてはシンボルはシンボルとしての意味を失う。
たとえばケルトの表象のひとつであるトリスケルは三つの渦巻きによって構成されている。日本のイザナギ、イザナミは左右の渦巻きで表されている。世界創生のシンボルは、なぜ渦巻きでなくてはならないのだろうか?その根源に共通するものを感じること、それは世界には同様のシンボルが存在するという事実以上に重要なことである。それ故に眼に見えないものの形の持つ力が人々をあまねく魅了し続けるのである。
(出典:ティルナノーグ Tir na nog Gallery Tokyo)