日本人男性として初めて『VOGUE JAPAN』の表紙を飾り、さらに先月末には同様にファッションの最先端を行く『Numero TOKYO』の表紙に登場するなど、ファッション業界のアイコンにもなりつつあるYOSHIKIと、ハリウッドの有名なプロデューサーやカメラマンなど一流のスタッフたちが集結し、オールLAロケで完成させた、アーティスティックな写真集になっている。
今回の撮影は、ロサンゼルスの著名な建造物「パラモア・エステート」を特別に貸し切って行われた。(※撮影は2019年以前に実施)
撮影した女性カメラマン・Melanie Pullen 氏は、LAの光をマジックのように使い、日本の撮影ではなかなか撮れないハイエンドなクリエイティブを実現している。時に貴公子のように気高く、時にアンニュイな表情で中性的に、そして時にロックスターとしてきらびやかに、「今まで見たことのないYOSHIKI」を惜しみなく表現。カメラマンの演出にこたえ披露した筋肉美は、絶妙なバランスをキープし鍛え上げられており、まさに完璧に計算し尽された芸術そのもの。その美しさを余すことなく詰め込んだ本作品は、ファッショナブル且つ、モードな空気を醸し出した「永久保存版の1冊」に仕上がっている。
30分にわたるメイキングDVDには、パラモア・エステートで行われた撮影のすべてを収録。さらに、Melanie氏を聞き手としたYOSHIKIの撮影直後のインタビューも、音声でたっぷり収録されている。
今ここに誕生した究極の写真集。まさに必見の一冊だ。
■YOSHIKIコメント
「何度かこのようなオファーはいただいていたのですが、
いろんな意味で、本当に実現するとは思っていませんでした。
絶妙なタイミングでこのような才能のある方達と仕事ができました。
アーティストとして音楽を表現するうえで、ステージを含めてビジュアルにこだわってきましたが、その一部としての自分をこのような形で表現していただいたことに感謝しています。
自分で言うのも変だけど、なんか、まだまだ行ける気がする、もちろん、影で血の滲むような努力はしていますが(笑)
これをきっかけに、いろいろな音源のリリースも始まる気がします(笑)」
<ハリウッドの制作陣について>
[フォトグラファー]
メラニー・プーレンフォトグラファー/アーティスト。彼女の写真は、各国の美術館のパーマネントコレクションとして収蔵されている。主な美術館には、ゲティ美術館(米・カリフォルニア州)、ジュメックス美術館(メキシコ・メキシコシティ)、ノース・マイアミ現代美術館(米・フロリダ州)、ワイズマン美術館(米・カリフォルニア州)、ナッシャー美術館(米・ノースカロライナ州)、MOAH(米・カリフォルニア州)があるほか、著名なプライベートコレクションにも含まれる。また、雑誌、出版物では、『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『ロサンゼルス・タイムズ』『ヴォーグ』『エスクァイア』『エル』などで取り上げられている。出版している数冊の写真集は、いずれも高い評価を得ており、広告、デザイン、写真の国際的なアワードである、D&AD賞の、イエローペンシル受賞者でもある。
[プロデューサー]
サキコ・ヤマダロサンゼルスをベースとする映画プロダクション会社Splendent Mediaを含むSplendent GroupとFOOD LOSS BANKの創始者である。聖心女子大学卒。総合商社退社後、アメリカ、イギリス、シンガポールで18年を過ごす。アル・パチーノ主演・監督映画『ワイルドサロメ』( 国際映画祭 Jaeger LeCoultre Glory to the Filmmaker Award を受賞)を手掛け、現在、米・ワーナーブラザーズ社とハリウッドで『進撃の巨人』プロデュース中。日本ガストロノミー学会の設立代表として任命され、 持続可能な食(サステイナブル・ガストロノミー)プロジェクトを中心に活動中。2010年、Veuve Clicquot(LVMHルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシ-グループ)の「影響力のある女性」“WOMAN OF INFLUENCE”awardを受賞。また、ロサンジェルス市庁のSDG5上級ストラテジーアドバイザーも務め環境問題、サステイナビリティ、ダイバーシティ等の課題に臨むGR8の創業者でもある。
[プロデューサー]
ポール・ローレンディレクター。ミシェル・ゴンドリーや、ピーター・リンドバーグの作品のほか、フローリア・シズスモンディ監督の映画『ランナウェイズ』(2010)などを担当。また、デヴィッド・ベッカム主演の短編映画『Outlaws』(2015)、ジェニファー・ロペスの『Good Hit』(2011)のPVでは、プロデューサーを務めた。ほかにラインプロデューサーとして、ナタリー・ポートマン主演の短編映画『Illusion and Mirrors』(2013)、ジャスティン・ビーバーのフレグランス「The Key」のPV(2013)などを手掛けている。
[映像プロデューサー]
マイケル・マリウス・ペサ ASC.ジョージ・クルーニー、ホールジー、レジーナ・ホール、Facebookの誕生を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』主演のジェシー・アイゼンバーグ、テレビドラマ『ER』『フレンズ』などに出演しているガブリエル・ユニオンらの撮影経験がある。
[スタイリスト]
サンタイタリア生まれ。ミラノ、ニューヨーク、パリ、ロンドンなどで活動し、現在はロサンゼルスとニューヨークを拠点としている。主なクライアントには、ソニー、グーグル、Rockstar Games、フェラーリ、デフ・ジャム、モトローラ、BMW、ロレアル、アメリカン・エキスプレスなどの企業がある。また、『VOGUE』『GQ』『ELLE』『i-D』『Esquire』『Harper's Bazaar』など、世界の主要誌の誌面を飾っている。世界的なセレブたちとの撮影経験も豊富で代表的な作品はWebサイトで確認できる。