日本語字幕付き!
ブルーレイ
2008年12月から2010年4月にかけてムジークフェラインザールで行われた、ティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルスから。
ティーレマン&ウィーン・フィルという現代最高の組み合わせによる演奏、ティーレマンと高名な批評家ヨアヒム・カイザーによる、ベートーヴェンの交響曲についての興味深い対談映像集(日本語字幕付き)、
さらに高品位なHD映像と音質で大変話題となった一作。
ベートーヴェン:
・交響曲第9番『合唱つき』
アネッテ・ダッシュ、
藤村実穂子、
ピョートル・ベチャワ、
ゲオルク・ツェッペンフェルト、ほか
日本語字幕付き
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン~クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第9番)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
【高品位な収録条件】
今回のティーレマンとウィーン・フィルの全集でまず注目されるのは、音響抜群で、しかもニューイヤーコンサートなどにより高品位映像と音声収録の経験も豊富なコンサートホールであるムジークフェラインザールが舞台であるということでしょう。収録と編集は、ユニテル・クラシカとオーストリア放送協会(ORF)の共同制作によっておこなわれ、高品位なHD映像と高音質での再現に成功しています。
【ウィーン・フィルのベートーヴェン全集】
さまざまな指揮者たちと数多くのベートーヴェンの交響曲を録音しているウィーン・フィルですが、交響曲全集は、シュミット=イッセルシュテット、ベーム、バーンスタイン、アバド、ラトルしかなかったため、今回のティーレマン盤の登場は大いに歓迎されるところです。しかも映像作品の全集は、30年ほど前のバーンスタイン盤しかなかったので、演奏の違いを視覚的に比較できるという点でも今回の全集は非常に意義深いものがあります
【ティーレマンとウィーン・フィル】
ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督、ミュンヘン・フィルの音楽監督を歴任し、今度はシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任しようというクリスティアン・ティーレマンは、いまやドイツを代表する存在となった感のある実力の持ち主。
そんなティーレマンが取り組んだのが独自の伝統を持つウィーン・フィルとのベートーヴェンの全曲演奏会でした。ウィーン・フィルはこれまでにさまざまなスタイルの指揮者と組んでベートヴェンを演奏し、そのつど感銘深い演奏を繰り広げてきました。
ティーレマンとウィーン・フィルといえば、リヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯やアルプス交響曲のCDが話題でしたし、ウィーン国立歌劇場でのワーグナーのDVDもかなりの人気を博してもいました。
ウィーン・フィルから力強い音楽を引き出すことにかけて、現在最高の手腕を発揮するのがティーレマンであることは多くの聴衆が認めるところと思われますが、ベートーヴェンの交響曲にはその要素が不可欠であると考えられるだけに、この組み合わせは注目されるところです。
【ウィーン・フィル・サウンド】
ベートーヴェンの交響曲についてティーレマンは「9つすべてのシンフォニーにおいて、ベートーヴェンはそれぞれ異なる世界を切り開いたのです。しかも、ベートーヴェンは初めからこうしようと計画していたのです。」と語っています。
今回、ティーレマンがウィーン・フィルに求めた楽器配置は、いつものヴァイオリン両翼型の正統的なスタイルですが、楽器編成に関しては個々の作品に合わせて幅を持たせており、1番から8番までは小規模から中規模、9番については史実にも照らしてか大編成が採用されるという柔軟な姿勢をみせています。
【500分を超えるボーナス映像】
当セットでは、約440分のコンサート本編の映像に加え、トータルで約510分に及ぶという大規模なボーナス映像が収録されています。
内容は、ティーレマンとドイツの高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーの対談「ディスカヴァリング・ベートーヴェン」というもので、過去60年以上にわたり偉大な巨匠たちのベートーヴェン演奏に接してきたカイザーを通して、ティーレマンの音楽観が語られる一方、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタインといった巨匠たちのベートーヴェン演奏の映像や画像を織り交ぜながら触れられているのも興味深く、この内容から本編の演奏をより深く理解することが可能な構成となっています。(HMV)
Blu-ray Disc
・交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱つき』
アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
藤村実穂子(アルト)
ピョートル・ベチャワ(テノール)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
収録時期:2010年4月 撮影監督:アグネス・メート
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン~クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第9番『合唱つき』)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
映像制作:ユニテル・クラシカ
ドキュメンタリー撮影監督:
アンカ=モニカ・パンデレア&クリストフ・エンゲル
画面:カラー、16:9、HD
音声:dts-HD MA 5.0 / PCMステレオ
字幕:日本語、英・仏・西・伊・韓・中
※パッケージには「日本語」の記載はございませんが、「日本語字幕」が付いております。
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
美品
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