【詳細】
今邑彩setそして誰もいなくなる/時鐘館の殺人/盗まれて/ブラディローズ
そして誰もいなくなる 2020年8月30日改版13刷 中央公論社発行
時鐘館の殺人 2021年3月25日改版2刷 中央公論社発行
盗まれて 2022年4月30日改版2刷 中央公論社発行 帯付
ブラディローズ 2012年3月25日初版 中央公論社発行 新刊案内完備
そして誰もいなくなる
名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。
時鐘館の殺人
作家、評論家をはじめミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘(とけい)館。編集者の催促を前に「原稿は一枚も書けていない。勝手ながら『消失』する」との手紙を残し、締め切り直前の老推理作家が姿を消した。翌朝、発見された不格好な雪だるまに彼の死体が。犯人は編集者なのかそれとも…。マニアたちの展開する華麗でシビアな推理の行方は? 傑作ミステリー短篇集。
盗まれて
ゴースト・ライターだった夫が、本当に「幽霊」になってしまった!! 困り果てる売れっ子作家に、夫の幽霊から電話が……(「ゴースト・ライター」)。中学時代の同級生から、十五年の歳月を越えて送られて来た手紙(「時効」)。ミステリーはいつも電話と手紙によって運ばれる。傑作推理短篇集。
ブラディローズ
美しい薔薇園を持つ屋敷の主人のもとに嫁いだ花梨。彼の二番目の妻は謎の墜落死を遂げていたが、主の妹・晶はじめ屋敷の一同は新しい花嫁を歓迎する。やがて、花梨のもとに悪意をむきだしにした脅迫状が届くようになり――。差出人はいったい何者なのか? 傑作サスペンス長篇。
今邑彩
1955年長野県生まれ。都留文科大学英文科卒。会社勤務を経て、作家に。89年、東京創元社「鮎川哲也と13の謎」に応募し、『卍の殺人』で13番目の椅子を射止めてデビュー
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。