【詳細】
全初版 今邑彩 新書7冊set
時鐘館の殺人 1993年12月20日初版 中央公論社発行
そして誰もいなくなる 1993年8月205日初版 中央公論社発行 帯付
七人の中にいる 1994年9月25日初版 中央公論社発行
ルームメイト 1997年8月25日初版 中央公論社発行 帯付
繭の密室 1995年12月20日初版 光文社発行
死霊殺人事件 1994年6月30日初版 光文社発行
少女Aの殺人 平成7年1月25日初版 角川書店発行 新刊案内完備
時鐘館の殺人
作家、評論家をはじめミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘(とけい)館。編集者の催促を前に「原稿は一枚も書けていない。勝手ながら『消失』する」との手紙を残し、締め切り直前の老推理作家が姿を消した。翌朝、発見された不格好な雪だるまに彼の死体が。犯人は編集者なのかそれとも…。マニアたちの展開する華麗でシビアな推理の行方は?
七人の中にいる
ペンション「春風」のオーナー・晶子のもとに、二十一年前のクリスマスイヴに起きた、医者一家虐殺事件の復讐を予告する手紙が。今のこの幸せのために、葬ったはずの過去なのに…。折りしも、明後日に控えたクリスマスパーティーへと常連客が集まって来る。この中に脅迫者がいるのか。元刑事・佐竹の協力で、明かされていく客たちの身元は。オルゴールの蓋が開き「ホーム・スイート・ホーム」の旋律が流れるとき、惨劇が甦る
ルームメイト
私は彼女の事を何も知らなかったのか……? 大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが……。
今邑彩
1955年長野県生まれ。都留文科大学英文科卒。会社勤務を経て、作家に。89年、東京創元社「鮎川哲也と13の謎」に応募し、『卍の殺人』で13番目の椅子を射止めてデビュー
【状態】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。