非常に貴重な品です。長期保管品、ボートに搭載された経歴はなく試験運転2~3回の未使用同等品です。
写真にうつっているもののみ。説明書、パンフレットはコピーしたものを添付します。
タービンエンジンの素晴らしいサウンドをお楽しみください。潤滑に工夫は必要ですが圧縮空気で稼働させるだけでも非常に良い雰囲気が出ます。
和田ワークス ワダワークス WADA WORKS
SABRE 65 ギヤードタービン
タービン スチームエンジン
(説明書コピーより抜粋)
SABRE 65 ギヤードタービン
タービンはレシプロ・エンジンと回転原理・構造共に全く違い、その特性もかなり異なります。
高速回転が得やすい反面、過大な負荷による極端な低回転は大幅に出力が低下します。
本機を船舶に使用した場合はダイヤ60mmピッチ、75~85mm程度のスクリュープロペラが適合し、圧力1.5Kg/cm2に於ける前回運転時の出力軸回転数が1800~2300RPMを示す程度の負荷が適切です。
取り扱いは極めて容易で、始動時はバルブを閉じ蒸気圧が1.5kg/cm2程度に達した時、一気にバルブを全開すれば数秒で最高回転が得られます。圧力計がない場合はバルブを開きボイラーからの蒸気がノズルから噴出し始めたら一旦バルブを閉じ、30~40秒後にバルブを開いて運転を開始してください。
不充分な蒸気圧でバルブを開くとドレンの排出が多く、回転の立ち上がりが遅れ缶水の浪費になります。
この場合でもタービン自体には何らの悪影響はなく20~30秒後には正常な回転になり停止するようなことは全くありません。
又、航行中にプロペラに異物がからまり、回転が止まってもノズルからの上記はブレードを素通りして排出されるので蒸気圧の上昇はなくボイラーに負担がかからずタービンにも影響はありませんし、からまっているものが取れれは直ちに正常運転に復帰します。
排気は排気口と同程度のパイプで船外に排出させますが、潤滑油を使用しませんので水面を汚染することがありません。排気管を補足しますと排圧がかかり出力が減少するのでご注意下さい。