唐 銀七宝 櫛 ガラス 正倉院 天平
銀の素地に、七宝絵を施した唐時代の櫛です。
青いガラス質の釉薬が美しい。
(写真ではなかなかうまく伝わりませんが・・・)
七宝は、六朝時代には西方から伝わっていたそうです。
しかし、古代の七宝の遺物は本当に少ないようです。
2024年・第76回正倉院展の目玉「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」
https://shosoin-ten.jp/info/treasures/000364/
が世界的名品として唯一無二の存在。
(現物を拝見しましたが、本当に素晴らしいものでした)
日本では、斉明天皇のお墓とされる牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)の七宝飾金具が有名です。
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/360907
市中に唐時代の七宝はほとんど出回っていないのではないでしょうか。
しかも状態のよい、いまでも使えそうな櫛。
背の部分には刻み模様も付けられています。
七宝のガラス質は、一部が水色、一部が瑠璃色で、とても美しい。
完全な形ではありませんが、十分に楽しめるものだと思います。
当時の貴婦人の頭を彩った様子を想像して、エキゾチックな唐文化に思いを馳せていただけたるものです。
7.1cm × 2.6cm
特注の箱に入っています。
目白コレクションにも出店されている京都西陣の古美術店さんの取り扱い。
ある業者さんから「自分も気になっていたけど売れてしまった」と、インスタに残っているのを
教えてもらいました。
私は、間に一人業者さん(渋谷の青山学院近くにあるSさん)を挟んで入手しました。
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これまでに勉強用に集めてきた骨董をお譲りしたいと思い、期間限定出品いたします。
正直どれも手放したくないものばかりです。
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※好きで集めていますが素人ですので、説明など不具合があるかも知れません。ご容赦ください。
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