西村 清和 著. 勁草書房, 2015. Hardcover with dust jacket and obi. Text in Japanese. 448pp. Size: 215x158mm.
ダントー、ディッキー、ジブリーなど、現代の美学の論争の出発点となった代表的な論文を集成したもの。分析美学でどのような議論が展開されているのか、その主要トピックを網羅し、コンパクトにつかむ基本論文集。
目次
第1章 「芸術」の定義
1 アートワールド アーサー・ダントー(西村清和 訳)
2 芸術とはなにか― 制度的分析― ジョージ・ディッキー(今井 晋 訳)
第2章 美的価値
3 芸術批評における理由 ポール・ジフ(櫻井一成 訳)
4 美的概念 フランク・シブリー(吉成 優 訳)
5 芸術作品の評価と鑑賞 ジョセフ・マゴーリス(橋爪恵子 訳)
第3章 作品の意味と解釈
6 視覚芸術における再現 モンロー・ビアズリー(相澤照明 訳)
7 文学における意図と解釈 ジェロルド・レヴィンソン(河合大介 訳)
第4章 フィクションの経験
8 フィクションを怖がる ケンダル・ウォルトン(森 功次 訳)
9 不道徳な芸術礼賛 ダニエル・ジェイコブソン(村上 龍 訳)
解説 西村清和
状態は、ジャケットの縁に少傷み有。地に微かな汚れ有。