HERMESのスエードカバーオールです!
カバーオールですが、テーラードジャケットとMIXした様なエルメスらしい上品さを感じるデザイン。
スエードの発色が非常に良く、スエード特有の艶や光沢感があります。
ブルースエードは珍しいと思います。
作りのクオリティも高く、丁寧な縫製や一つ一つに刻印の入った厚みのあるホーンボタンなど、HERMESのブランドネームに相応しい一着でハイメゾンの確かな技術が表れています。
品格とデイリーユースしうるタフさ、高いデザイン性を兼ね備えた一着です。
フランス製です。
誰もが知るフランスのラグジュアリーブランド、Hermes。
1837年にティエリ・エルメスにより小さな馬具工房としてスタートし、職人の緻密なものづくりと常に自由で創造力豊かなエスプリを原動力に豊かなライフスタイルを提供し続けているブランドです。
ラグジュアリーブランド業界には、LVMHとケリング、リシュモンなどのコングロマリットが存在します。
コングロマリットとは多くのブランドを束ねる、いわばブランドの集合体のことで、各ブランドの資本的な結びつきやプロモーション面やサプライチェーンを統合するなどビジネス上の構造を共有することで、より無駄なコストを無くしたり、小さなブランドがチャンスを得られたり、より良いクリエイションの手助けになるという良い側面も持つのですが、工場の共有などによって商品の同質化やブランド同士の利害関係も生まれやすく、ブランドとしての自由度も下がってしまう側面もあります。
多くのブランドがこのコングロマリットに所属する中、Hermesは創業以来独立資本での運営がされているため、独自のサプライチェーンを持ち高い技術を持った職人達を抱えながら、独自のクリエイションを体現し続けるブランドです。
Hermesにおいて、創業事業でもある皮革関連のクオリティは頭が一つ抜けていて、フランスやイタリアの高級タンナーと長年にわたり提携してきたことで知られています。
Hermesは特に自社専用に確保した革工場や有名タンナーと提携することで、Hermesの高品質基準に合う革を調達しています。
服好きの方は聞いたことがあるであろう、タヌリィ・デュ・プイや タヌリィ・アヌボ、セラファン・ペール・エ・フィスなどの名タンナリーが名を連ねます。
その後、カーフレザーなどに関して品質を維持するため、タンナーの買収も進めてきています。
今回のジャケットは、1980年代後半に始まったHERMESメンズラインのカバーオールタイプのスウェードジャケットになります。
オールドラベルの付くメンズライン初期の個体です。
ベルベットの絨毯のようなしっかりとした重厚感とオーラを感じます。
色味も、今までヴィンテージで見たことのない明度のブルーで、美しくも深い海のようなディープなブルーが非常に素晴らしいです。
Hermesのアルチザンブランドとしての確かなクオリティと品格を体感いただける1着です。
是非、この機会に。
サイズ:48
実寸:肩幅48 身幅57 袖丈73 着丈59
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