●当ケーブルの実力には、序盤から圧倒されてしまいます。基本的に極めて高解像度な再現で、ものすごく鮮度の高い音が出る。音場感も広大で、ステレオ再生なのに5.1ch音声での再生をも超えるような空間感があります。現代のケーブルとして最高レベルの実力を持っていることがすぐにわかりました。
●変にキレ味が鋭すぎることもなく、柔らかな感触をそのままに描いてくれます。
高解像度で俊敏といった印象はあるものの、個性というわけではなく、音色的には色づけのない無色透明に近いものです。
だから、ゆったりとした曲はゆったりと鳴るし、パワフルで勢いのある曲はその勢いが衰えることなく鳴ります。この表現力の幅の広さには驚きました。完全にコントロールして自由自在に鳴らし切っている感覚があります。ここまでの音が出せるケーブルはあまり例がありません。
●高価なケーブルだから良いのは当たり前と思うかもしれないが、ハイエンド級のケーブルには、オーディオのことにあまり詳しくない人でも一聴しただけでその良さがわかってしまうような、次元の違う「凄さ」がある。そういう「凄さ」を感じる製品としては、58万円という価格は安いとさえ言えます。試聴会も行なわれている注目のモデルなので、ぜひその「凄さ」を感じてみて下さい。
●下位ケーブルでは取りこぼしていた音も細大漏らさず再生します。それでいてうるさい印象が全くありません。また、演奏空間の再現にも秀でており、各奏者の配置のみならず、楽器の音色の変化から奏者の一挙手一投足まで想像させてくれます。音色はいわゆる無色透明で、一部のケーブル等にありがちな妙な脚色はありません。無味乾燥な音というわけではなく、楽器そのもの音の美しさを楽しめます。発音は繊細で優美ですが、これも再生する楽曲により、繊細優美な曲は繊細に、重厚な曲は重厚に再現します。総じてジャンルを選ばない万能で高性能なケーブルです。
●バイオリンがすばらしい滑らかな音色で鳴ります。ピアノもとても綺麗な音です。
例えるなら、木綿のような丈夫さは無いが、絹のような滑らかさがある。
この部分はクラスレスの価値と思います。
●楽団の人たちの何人かが体調不良で休んでいた、その人たちが復帰したのではないか」と思いたくなるほど顕著な向上が見られましたが
重心が下がって、低音がよくでます。音が前に出ます。ボーカルもしっかり前にでます。
クセも無くクリアな音です。十分じゃ無いでしょうか
透き通った綺麗な音で情報量も多く空間全体に音が広がる
低音をシッカリ引き締めてくれて中高音に厚みを出してくれるという感じです。
透明感や繊細さを求める方にとっては、きっと満足されると思いますが
●高音から低音まで全体的に音の情報量が多く、透き通っていて綺麗な音で音楽を聞かせてくれます。非常にクリアで澄み切ったサウンドで良いです。
導入前の予想を裏切って、アナログ音の良さは圧倒的。WADIAのDACの本当のよさをこのケーブルを通すことによって認識しました。