自宅保管の品です。大変美品ですが古いものですので、画像にもありますように、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
健さんを探して―最後の銀幕スターの秘密
高倉健は多くのインタビューでデビュー間もないころの苦闘ぶりや、出演作を絞るようになった80年代以降のエピソードを明かしている。が、「日本侠客伝」「昭和残侠伝」「網走番外地」の3シリーズが同時進行した全盛時代、デビューからそこに至るまでの話は希薄だ。若く輝いていたころの「生身の健さん」がなかなか浮かび上がってこない。高倉健、空白の時代、日刊スポーツ特別取材班がその謎に迫った!
日刊スポーツ、高倉健担当記者と、特別取材班がその謎に迫った!
高倉健、空白の時代
健さんはなぜ、「一時期」のことを
「なにも語らなかった」のか?
そこに知られざる驚きの健さんがいた。
健さんの側近、そして三田佳子、八代亜紀も取材に応えた!
高倉さんは多くのインタビューでデビュー間もないころの苦闘ぶりや、出演作を絞るようになった80年代以降のエピソードを明かしている。が、「日本侠客伝」「昭和残侠伝」「網走番外地」の3シリーズが同時進行した全盛時代、デビューからそこに至るまでの話は希薄だ。若く輝いていたころの「生身の健さん」がなかなか浮かび上がってこない。
年をまたいでからの取材には、しばしば驚きがあった。浮かび上がったのはこれまで知らなかった高倉さんの素顔だった。
――まえがきより
目次
高倉健インタビュー(松田秀彦記者の取材;俳優生活50周年を迎えて ほか)
第1章 歯がみ(俳優不適格宣告;美空ひばりの添え物 ほか)
第2章 愚痴(新婚間もない高倉がこぼした言葉;「裏に人生しょってる」三田佳子 ほか)
第3章 不器用(「網走番外地」外伝;高倉健のドル箱シリーズ誕生 ほか)
第4章 憎めない(藤純子、高倉への特別な思い;ブルーフィルムと苦い体験 ほか)
第5章 貫く(八代亜紀、21歳の邂逅;「僕は歌うのは嫌い、いつも逃げ出したくなる」 ほか)
第6章 孤高の人(時代の変化には敏感だった;高倉を怒らせた「動乱」タイアップ事件 ほか)
レビューより
本書では、江利チエミとのなれ初め・・・「恐怖の空中殺人」(1956年・・・・、鶴田浩二との不仲・・・・鶴田浩二の嫉妬・・・・、
深作欣二との確執・・・「ジャコ万と鉄」で、演出方法が逢わなかったのがきっかけ、・・・・・
それに反し、石井輝男とはウマが合い、「網走番外地」第1作では、カラーで撮ることを大川博に直訴したほどです。
そして、東映が実録路線シリーズに方針を変えたため、1976年、東映退社に至ります。
また、「乱」で黒澤監督からオファーがあったが、降旗監督の「居酒屋兆治」を優先したため、断ったこと、
八代亜紀との邂逅、三田佳子、薬師丸ひろ子とのエピソード、など様々な情報が集められています。
また、最後にチラッと養女の事も出ていますが、これからも隠された事実が少しずつ明らかになっていきと思います。
既に知っていることもかなりありますが、健さんのファンなら読んでおいて損はないと思います。
(2024年 9月 16日 4時 48分 追加)登場する方々
江利チエミ 降旗康男 武田鉄矢 山田洋次
倉本聰 井川比佐志 烏丸せつこ 倍賞千恵子
いしだあゆみ 勝新太郎 仲代達矢 細野晴臣
伊丹十三 大原麗子 田中邦衛 加藤登紀子
三船敏郎 菊田一夫 吉永小百合 市川右太衛門
岡田裕介 宇崎竜童 佐藤純彌 鶴田浩二
山口組 岡田茂 深作欣二 菅原文太 市川雷蔵
平尾昌晃 八代亜紀 萩本欽一 弘田三枝子
檀ふみ 薬師丸ひろ子 三田佳子 松田優作
マイケル・ダグラス リドリー・スコット
ロバート・レッドフォード 勝新太郎 内田吐夢
三國連太郎 尾上菊五郎 マキノ雅弘 松坂慶子
石井輝男 森繁久彌 池部良 萬屋錦之介
中村錦之助 十朱幸代 藤山寛美 長門裕之
藤純子 松尾嘉代 星由里子 俊藤浩滋
山城新伍 丹波哲郎 長嶋茂雄 王貞治
長嶋一茂 三田佳子 美空ひばり 雪村いづみ
大友柳太朗 小林旭 有馬稲子 ビビアン・リー
大川橋蔵 渥美清 清川虹子ほか多数