センスの良い瀬戸焼の染付花瓶です。
構図に目をやると、染付の濃淡や珍しく貴重な吹き墨技法を使い分け、力強くも繊細な月と雁の図が大胆に描かれています。
非常にバランス感覚が良い、力強く、幽幻的な雰囲気を醸し出す特別な作品です。
絵筋のレベル、構図力、独特の品性、どれも抜かりのない明治時代に極められた瀬戸染付の一級品と言えます。
銘はございませんが、川本枡吉などの名工の作品かと推測されます。
お客様の親族の方が一昔前に英国の骨董店にて買い求めたものですので、欧州へ伝来し、舞い戻った里帰り品となります。
瀬戸焼の花瓶であること本物保証いたします。
(時代)
明治時代
(状態)
総じて良好です。
古いものゆえ時代変化はご了承ください。
(寸法)
口径外径約7.5cm
最大横8.5cm
最大高さ19.5cm
総重量386g
他の商品も商品しておりますのでよろしければご覧下さい。
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