サクラ草 プリムラ マラコイデス 50粒
冬の間から早春までの花の少ない時期を楽しませてくれるプリムラ。
プリムラの中で、花の賑やかさではこのマラコイデスのように思います。
とにかく小さい花をたくさん付けてよく咲いてくれます。
宿根草ですが、暑さに弱く夏越しが困難なため一年草として扱います。
高さ15㎝ほどの花茎に多数の花を輪状に数段つけるので豪華な気分です。
種まき 5~7月 9~10月
開花時期 12~4月
発芽・生育適温が15~20℃と低いため、気温が下がった9~10月に種まきします。
しかし早期の育苗では、温度が高くなる前の5~7月にタネまきを行うことがあります。
一般地では暑さに向かって育てることになり栽培が難しくなるので、
早めにまいて苗を大きくして夏越しします。
発芽に光を必要とする好光性種子なので、覆土せずにまきます。
乾燥を防ぐためバーミキュライトを薄くまくとよいです
。
発芽するまで水を切らさないように注意し、発芽を待ちます。
子葉が展開した後か、本葉が2枚になったときに小鉢(2~3号)に移植します。
プリムラは乾燥に弱いので、水やりは多めに行います。
温度の上昇とともに夏越しがたいへんになるので、
育苗期間も長いので、途中で液肥(ハイポネックスは400倍くらい)を
半月に1回、追肥をします。
気温がある程度下がると苗の生育は旺盛になります。
用土は市販の培養土を使い、鉢やプランターに植えつけます。
植えつけ後は11月ころまで低温に合わせて、その後は室内で管理すると開花が早くなります。
育苗中は苗立ち枯れ病が発生しやすいので、予防として殺菌剤を散布します。
葉が大きくなると葉を食べるヨトウムシ、アオムシが発生するので、
定期的に粒剤の殺虫剤を株の周りに散布します。