ヴィンテージ・スペックに忠実、それもFender Fat ’50sを想定して作成された良質なストラト用ピックアップです。
詳しいスペックは:
アルニコ5マグネット、コイルはヘヴィーフォームバー、
ワックスコーテッド・プッシュバック方式のリード線、
トップにはブラックの、ボトムもブラックのヴァルカンファイバーボビン使用、スタッガードポールピースという仕様。
ミドルはR.W.R.P.(リード線の色は同じですが、磁極も反転しています。)になっており、Fenderが80年代後期より採用したハーフトーン時ハムキャンセルが行えます。
見た所スキャッターウーンド(わざとムラのある巻き方)の様です。
ポッティングもしっかりされていて、ノイズ度が低いようです。
実物のいくつかを手に取ってみて、計ったリードアウトは
ネック:5.96〜5.19k
ミドル:5.99〜6.02k
ブリッジ:6.03〜6.27k
ほどありました。あくまで目安です、個体(や室温)によって違います。
作成時の想定値はネック:6.0、ミドル:6.0、ブリッジ:6.2の様です。
裏面に手書きでポジションとマグネットの種類が記入されています。
ちなみにカバーのサイズは全てのポジションで52mmです。
エイジドホワイトのカバー、取り付けビス・チューブが付属します。
リード線の長さは
ネック約280mm
ミドル約240mmほどでした。
ブリッジは約290mm(なぜか長めに取られています、不要な長さはカットしてお使い下さい)。
Fender製 Fat ’50sをかなり意識して作られているようで、音の傾向も
ハイが抜けてボトムも出過ぎずタイト、まさにヴィンテージトーンということです。
Fender製 Fat ’50sはセットで買うと結構お高くつきますが、お試しでこちらにリプレイスするのもよろしいのでは、と思います。
サンプル画像の本家のルックスと比較してみてください、結構肉薄していると思います。
2弦ポールピースがかなり下がって作られているところもクリソツですね。
発送前にリードアウト等のチェックをしてから発送致します。