究極のオーディオマニア向けカーオーディオを実現する方法を追求した場合、1台の独立したアンプで1台のスピーカーを駆動させるシングルアンプによるマルチアンプ方式に突き当たります。
この方式は各チャンネルのチャンネルセパレーションに優れており、完全に独立した究極のマルチアンプスピーカーシステムが構築できます。
その様なマルチアンプシステムを構築する際に必要なのが、高音質なモノラルシングルアンプが必要ですが、メジャーメーカー製ですと1チャンネル当たりにかかるコストがバカ高くて手が出ない人が多いかと思います。
SQ用のシングルアンプは最高の1チャンネルを確保する為にコスト等を費やして製作しているので基本的にどのメーカーも高額になりますが、その中でも「ROCK POWER」ブランドの製品は抜群のコストパフォーマンスとなっています。
この様なマルチアンプシステムを組む場合は、基本的に同メーカー製のラインナップで揃えた方が良いですが、メジャーメーカーでもこの様なシステムをフルコンプで組める様なラインナップを展開しているメーカーは少ないですし、主観ですが逆にこの様な構成を組めるラインナップを展開しているブランドはどの製品も音質にこだわった間違いない物を扱っている印象です。
通常は、メジャーメーカー製でこの構成に見合ったランクの製品を全て見繕うと、スピーカーやアンプ等機材だけで軽く100万円前後かかります。
当然、良いのは分かっていても、なかなかその金額をカーオーディオにポンと出せる方はいないかと思いますので、本当に音質にこだわるマニア向けな構成かと思います。
この構成は、ヘッドユニットからの音声信号はDSPにより周波数分割され、独立したシングルパワーアンプから各スピーカーユニットに直結されます。
つまり、シングルアンプがスピーカーユニットの数だけ必要になりますので、フロント3way + サブウーファーの場合では計6台のシングルアンプと1台のサブウーファーアンプおよび周波数分割の為のDSP等が必要になります。
また、アンプの数が多くなるので各アンプへの安定した電源の確保もしなければなりません。
この様な構成は、1つのスピーカーに1台のアンプをただ繋げば良いという物ではなく、構成に見合った効果を得るにはやはりある一定レベル以上の性能があるアンプやスピーカーを選ばなければならず、当然膨大な費用も掛かりますし調整も難しくなりますが、この構成でしか味わえない究極の形として、アンプ回路に起因する歪やノイズ、特に最も音質に悪影響があるとされる混変調歪の低減が可能です。
また、スピーカーとアンプの間に余分なネットワークが入らず、アンプと直結出来るためスピーカーの性能をフルに引き出すことが可能です。
もし、「最高の忠実度及び音質と個性」を求めるのであれば、それに対して最短距離にある構成です。
スピーカーの性能をフルに引き出すのみではなく、アンプ各チャンネルの特性を阻害するものが存在しませんので、アンプの特性もストレートにスピーカーに伝わるため音に対するメリットは測り知れません。
マルチアンプ接続でも、4チャンネルアンプや2チャンネルアンプで構成する場合も多いですが、本製品の様な1チャンネルタイプの高音質なパワーアンプを用いれば、チャンネルセパレーションを上げられ、チャンネル間での信号の干渉が起きにくくなり、音質に悪影響な混変調歪も低減するのでより高音質化が可能です。
こだわりのシステムを構築しようと思ったら、本製品の様にコストパフォーマンスに優れた高音質なシングルアンプをご使用頂ければ最上級の音質アップが可能です。