01363書籍:『名牝の系譜』全9巻(1964~1972年)
<サイズ>
□ 函:(約) H:22.5cm/W:15.6cm/D: 2.7cm ※1冊当たり
※ 1~9巻の9冊おまとめです。
※ 1,2巻は「函」あり。3巻以降は函の代わりに「ビニールカバー」になっています。
<商品説明> ※伝来・口上
□ 書籍:『名牝の系譜』全9巻(1964~1972年)
著者:岡田光一郎/出版社:中央競馬サービス・センター/刊行年:1964~1972年(年1)
・目次 ※『名牝の系譜』第1巻より
内容に関連して(ファミリー・ナンバーのこと,ジャージー・アクト)
第Ⅰ部 英純血種
01号族 トレゴンウェルのナチュラル・バルブ・メーヤー
02号族 バートンスのバルブ・メーヤー
03号族 ボウウェスのバイアリー・ターク・メーヤー(2頭のトルー・ブルーの母)
04号族 レイトン・バルブ・メーヤー
05号族 マッシイズ・ブラック・バルブ・メーヤー
06号族 オールド・バルド・ペッグ
07号族 ブツック・レッグス・ローヤル・メーヤー
08号族 バスラー・メーヤー
09号族 オールド・ヴィントナー・メーヤー
10号族 ガワー・スタリオン・メーヤー
11号族 セドベリー・ローヤル・メーヤー
12号族 ローヤル・メーヤー(ブリマー・メーヤーの母)
13号族 ローヤル・メーヤー(オールド・グレイ・ローヤルの祖母)
14号族 ゼ・オールドフィールド・メーヤー
15号族 ローヤル・メーヤー(グレイ・ウィノットの母)
16号族 ハットンズ・スポット・メーヤー
17号族 バイヤリー・ターク・メーヤー(ワートン・メーヤーの祖母)
18号族 オールド・ウッドコック・メーヤー(オールド・スポット・メーヤーの母)
19号族 ダヴィルス・オールド・ウッドコック・メーヤー
20号族 ガスコーン卿のフォレイン・ホースの牝駒(ダフォーディルの母)
21号族 アン女王のムーナ・バルブ・メーヤー
22号族 ベルグラード・ターク・メーヤー
23号族 パイピング・ペッグス・ダム
24号族 ヘルムスリー・ターク・メーヤー
25号族 ブリマー・メーヤー
26号族 マーリン・メーヤー
27号族 スパンカー・メーヤー(バイアリーターク・メーヤーの母)
28号族 プレイセス・ホワイトタークの牝駒
29号族 ナチュラル・バルブ・メーヤー
30号族 ~ 38号族 タグ・ドゥ・シャートルース・ホーカーの牝駒~
39号族 ボニー・ブラック(その母パーシャン・スタリオンを父とする牝駒)
40号族 ローヤル・メーヤー(ブリマー・メーヤーの母),41号族 グラスホッパー・メーヤー
42号族 スパンカー・メーヤー(ブレインズ・アラビアン・メーヤーの母)
第Ⅱ部
アメリカン・ファミリー
コロニアル・ファミリー」
第Ⅲ部
サラブレッド系種
準サラブレッド
軽半血種
牝馬とその産駒・追加
輸入牝馬系統図略表
索引
□ 『ファミリーナンバー』(Family Number)
・サラブレッドの分類方法の1つ。1895年に発案される。
・豪州のブルース・ロウ氏が、英国のダービー、セントレジャー、オークスの第1回からの勝ち馬の牝系を調べたところ、43頭の馬にたどりついた。
・その中で3大レースの勝ち馬を多く出している順番に第1族から43に分類し、各々の番号の直系牝馬と直仔をその番号で示したものを『ファミリーナンバー』という。
・それぞれ属する牝系ごとに番号が付けられており、同じファミリーナンバーに属する馬なら全て同じ基礎牝馬に遡ることができる。
・例えばオルフェーヴル(8号族のc分枝)とニジンスキー(8号族のf分枝)はどちらも20~30代遡れば、17世紀のバストラーメア(Bustler Mare)と呼ばれる1頭の牝馬にたどり着く。
・現在では番号も更に追加され「若い番号=優秀」とは言えなくなっているが、牝系分類上便利なので現在も利用されている。
□ 本文に書き込み等は見受けられません。
△ 3巻に若干湿気によると思われる「たわみ」を感じます。
△ 一部に小さな「シミ」また「ヨレ」や「ヤケ」があります。
□ 半世紀前の古書としては、かなり良い状態ではないかと思います。
<本商品への思い>
■ 日本のクラシックの勝ち馬の牝系だけに飽きあらず、前年の旧3歳馬の全ての勝ち馬の牝系までも追い求めた「牝馬事典」です。 (^_^)
■ 種牡馬ではなく繁殖牝馬に着目した『ファミリーナンバー』は、今年2025年で130年目を迎えました。
■ 一口馬主、実際に競走馬を購入するに当たり重視されるのは「母系」です。馬っぷり・歩様が良い馬を見つけたならば、その母系に活躍馬がいるか・活気があるかを調べます。価格の安い馬ならば遡らなければ活躍馬が見当たらず、妥協できるかどうか悩むことになります。(^o^; “かまど馬”という言葉、その有難味を学びました。
■ 自作DBに種牡馬だけでなく、これら繁殖牝馬も「テキスト登録」しようと考えて古いデータが記載されている本書を入手しましたが、他にもやることが多すぎて挫折しました…
■ 当時はまだ「血統表」の表記も定まっておらず、誰も成し遂げていない分野を開拓・改善しようと試みた熱意が伝わる名著です。
■ お好きな方へお譲りできれば嬉しいです。 (^_^)