①図録『カラヴァッジョ展』(2016年 国立西洋美術館 全234ページ) ②芸術新潮 2016年 特集:カラヴァッジョをつかまえろ
※2016年に国立西洋美術館で開催された“カラヴァッジョ展”の図録とその展覧会に合わせて特集された芸術新潮の2冊セットです。
①図録
カラヴァッジョ、「とてつもなく奇抜な男」 ロッセッラ・ヴォドレ
ローマにおけるカラヴァジズムの成立と展開 川瀬佑介
カタログ
1 風俗画:占い、酒場、音楽 ローマの日常生活と絵画 カラヴァッジョから1630年代まで フランチェスカ・カッペレッティ
2 風俗画:五感 カラヴァッジョと五感の視覚化 シルヴィア・フェリーノ=パグデン
3 静物 カラヴァッジョ様式の静物画 アルベルト・コッティーノ
4 肖像 カラヴァッジョと肖像画 ジャンニ・パピ
5 光 カラヴァッジョと光 ステファニア・マチョーチェ
6 斬首 カラヴァッジョと継承者たちによる斬首の描写 信仰と極刑の狭間で ジョルジョ・レオーネ
7 聖母と聖人の新たな図像 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの宗教画について―聖母と聖人たちの"新たな"図像 マッシモ・モレッティ, アレッサンドロ・ズッカリ
ミニ・セクション:エッケ・ホモ 民衆に晒されるキリスト マッシモ家での絵筆の競演とカラヴァッジョ作<エッケ・ホモ>をめぐる諸問題 ユーリ・プリマローザ
カラヴァッジョの時代の教会と政治 宮下規久朗
史料に見るカラヴァッジョ カラヴァッジョはどんな男だいったのか 石鍋真澄
史料
カラヴァッジョのローマ
カラヴァッジョとカラヴァジェスキ関連年表
新発見のカラヴァッジョ作<法悦のマグダラのマリア>第1ヴァージョンについて ミーナ・グレゴーリ
1606年夏のカラヴァッジョ <法悦のマグダラのマリア>の真筆ヴァージョンについて ベルト・トレッフェルス
作家解説
②芸術新潮
特集 人殺し画家が描く“神の光” カラヴァッジョを つかまえろ!
●絵筆で名をあげ、剣で人生を狂わせたバロック絵画の始祖(パイオニア)
●グラフ カラヴァッジョの すご腕6カ条 I光と闇 撃発する信仰のドラマ II写実 汚くて悪いか III単純化 選択と集中とブラックアウト IV瞬間的 永遠のストップモーション V突出効果 絵が飛び出す、絵へ取り込む VI静物 無頼画家の青春フルーツ
すご腕6カ条解説 “革新の画家”の本質に迫る ロッセッラ・ヴォドレ 談
●現地特別取材 カラヴァッジョの ローマへ MAP カラヴァッジョのローマ カラヴァッジョ人生双六 あゝ、ローマへ帰りたい
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ聖堂/サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂/サンタゴスティーノ聖堂/ボルゲーゼ美術館/バルベリーニ宮国立古典美術館/ヴァチカン美術館/カピトリーナ絵画館/コルシーニ宮国立古典美術館/ドーリア・パンフィーリ美術館/カジノ・ボンコンパーニ・ルドヴィージ
column 1カラヴァッジョの謎かけ? Who is マタイ論争
column 2盛期バロックって何? カラヴァッジョが去ったローマに咲き誇った絢爛の美
●カラヴァッジョ犯科帳 無頼画家目撃情報を読む
●闇が降りてくる カラヴァッジョの晩年様式
●追随者たち(カラヴァッジェスキ)、百花繚乱
●インタビュー ロベルト・フェッリ 聖俗の葛藤を描く現代のカラヴァッジェスキ
●展覧会案内
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