中型SP箱 16cm級デュアル 名器を桐材と低歪で <作品-KZ2c>
木と同じと書く桐は実は草の仲間、その優れた特性は音響にも秀れています。
優しく小音量の低歪で鳴らすにはデュアルが良い。特に高齢SPには。
<特筆点>
1)老齢P610でも3W+3Wを二本で出せば未だ々、現役並みにガンガンと・・。
高音SPも付けられ、兵は下側にウーファを追加できます(仕切り板添付)
2)浮造焼桐材で造りました。前付けですが後付けも不可能ではありません。
3)箱は焼桐材が主体で一部ラワン合板使用。高音部穴にダミーバッフル付。
4)吸音材付きですが下室は底のみです。通線デバイス類は付いていません。
5)写真の高齢P610Aは一個しか動かないので付けただけ。試聴は他のSPで。
<仕様>
・SP:開口φ145 取付PCD=160 前付け下孔(3mm)有り。
ツイーター部:φ110以内フランジ 開口φ75 ダミーバッフル付きです。
・箱外形・板厚:300W 328D 975H 約68リットル・17t,仕切板、底板が12tラワン合板。
・接合:木口接合で内部入隅に三角桟を全てボンド付けしてあります。
・ダクト仕様;中央スリットダクトで調整可能なフラップが付いています。
・吸音材はバッフル裏がプレスウール、上、底、背面が普通ウール、他は化繊フェルト。
下部室は底のみ普通ウールです。
・通線デバイス;φ8の孔のみ適時開けてあります。
・底のベース枠板は梱包の都合上、内部に入れて出荷します(取り付けは簡単です)
<補足>
●デュアルの強みは一本当たりの負荷が少ない為、低域での歪が少なくなります。
一本でガンガン鳴らすより歪の少ないデュアルの方が賢明。特に高齢SPでは。
●アンティークな焼桐材は落ち着いた風情を醸し出し、音響素材としても定評です。
内部全陵に三角桟を入れ接着と強度を確保してあります。
切断木口には可能な限り同系色を塗り、背面板45度カット部は焼いています。
●高音ダミーバッフルは中央ネジで前方から脱着できます。シーリングテープが湾曲で
ずれ易いのでセロテープで固定してあります。
●試聴結果、やはりこんな配列のデュアルでは高低域にスポットができるので、
ツイーターが必要ですネ。特性図を参考にして下さい。
個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。