島根県松江市から上京し帝国大学ボート部で活躍した岸清一は卒業後国際弁護士として活躍した。後大日本体育協会初代会長嘉納治五郎や同郷で親戚でありともに帝国大学ボート部であり後に総理大臣を務めた若槻礼次郎らとともに、日本にオリンピックを招致し当時戦争へと走り出し始めた日本にスポーツの力で平和をもたらそうと努力した。しかし政局は戦争に向かい東京オリンピック招致は実現したものの開催返上となり岸たちの夢の実現は潰えてしまった。
当時隅田川で人気を誇ったのボート競技の人脈や友情(フラタニティー)を通して、日本に平和をもたらそうと努力した初代ボート協会会長岸清一の生涯を若槻礼次郎との友情を通して余すところなく活写し、元ボート協会理事の館次郎氏を全てのボート関係者に是非一読してほしいと言わしめた作品である。
(2023年 6月 14日 7時 51分 追加)松江藩出身の偉人 若槻礼次郎と岸清一の友情
(2024年 6月 4日 6時 51分 追加)主な登場人物 総理大臣 若槻礼次郎 東大ボート部 岸清一の親戚
嘉納治五郎 東大卒 旧制第五高等学校校長
夏目漱石 旧制第一高等学校 ボート部 旧制第五高等学校英語教授 旧制第五高等学校ボート部部長
梅謙二郎 東大ボート部 法政大学初代学長 日本民法の父
ボート競技のフラタニティーを形成する人たち
(2024年 6月 24日 6時 52分 追加)今年はパリオリンピック開催!なぜパリか?
近代オリンピックの父 クーベルタン男爵の母国はフランス
一方ドーバー海峡を挟んだ宿敵イギリスは3度のオリンピック開催!
なお、今年は前回のパリオリンピック大会から100年目の節目の年!
ぜひパリでオリンピックを開催したい!
よし、東京が復興オリンピックに立候補しているので、パリは旧占領国と一緒に
東京オリンピックを応援しよう!
そのかわり、パリ立候補の時は東京にぜひ応援を頼みたい! もちろん諸説あり
そんな裏話もあるかもしれないオリンピック開催
なぜ約90年前風雲急を告げる戦時色が濃くなる東京にオリンピック開催が決まったのか
今だからこそ、皆様に読んでいただきたく値下げして提供します!
ちなみに昭和39年の東京オリンピックの時の東京都知事は東京大学ボート部OBの東龍太郎氏!!
単なる偶然だと思いますか?
本書を読んでから、ビールでも飲みながらパリオリンピックを観戦するのも一興です!