SADAO WATANABE / FILL UP THE NIGHT (1983)
旧規格廃盤:80年代CD化、アメリカ盤(ELEKTRA MUSICIAN:9 60297-2)
ブックレットに少々シワあり、ホチキス部少々サビあり、ディスクうすいキズあり、再生問題ありません。
ディスクのマトリクスナンバーは、「2 60297-2 SRC+01 M3S4」です。ケーススリキズ。
世界のナベサダこと、宇都宮出身の日本を代表するサックスプレイヤー、渡辺貞夫が83年にエレクトラ・レーベルに移籍後の第1弾
としてリリースしたアルバムです。 プロデュースは、パーカッショニストのラルフ・マクドナルド(RALPH MACDONALD)が担当。
渡辺貞夫 SADAO WATANABE(as,sn)
スティーヴ・ガッド STEVE GADD(ds/STUFF)
マーカス・ミラー MARCUS MILLER(b)
リチャード・ティー RICHARD TEE(key/STUFF)
ラルフ・マクドナルド RALPH MACDONALD(perc,produce)
エリック・ゲイル ERIC GALE(g/STUFF)
ポール・グリフィン PAUL GRIFFIN(key)
ホルヘ・ダルト JORGE DALTO(p)
グレディ・テイト GRADY TATE(vo)
フュージョン・グループ、スタッフ(STUFF)のメンバーほか、ニューヨークのミュージシャン達がバックを務めており、
オープニングの「セイ・ホエン(SAY WHEN)」をはじめ、テクニカルな演奏にナベサダのソフトなサックス/ソプラニーニョが絡む、
何とも心地よい作品で、デイヴ・グルーシン(DAVE GRUSIN)の手掛けた「オレンジ・エキスプレス(ORANGE EXPRESS/81年)」
と聴き比べても面白いかと思います。80年代のナベサダを代表する作品です。フュージョン好きの方はぜひチェックしてくださいね。
このCDは80年代にエレクトラ/アサイラム・レコードよりCD化された初期の輸入盤で、現在この仕様は廃盤となっています。
国内盤とアルバムカヴァーデザインが異なっており、現在では希少な初期の逆輸入盤で、なかなか見つけにくいと思われます。
程度は極上とは言えませんが、コレクターの方、ご興味ある方はぜひこの機会にいかがでしょう?