【送料無料】ファッション 18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団(ロココ シノワズリー コルセット 宮廷服 パニエ プレタポルテ 貴族)
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内容
京都服飾文化研究財団(KCI)の西欧服飾コレクション約500点を掲載した『ファッション:18世紀から現代まで』をタッシェンから出版して、予想を上回る反響の大きさに驚きました。様々な国から毎日のように本書を読んでKCIに興味を持ったという連絡が届く今、東洋の小さな財団の名が世界にひろがったことを実感しています。
知的好奇心をくすぐるテーマを選抜したタッシェンの本は、世界中で手に入るうえリーズナブルだから、注目されるのは当然と以前から思っていました。KCIは日本の研究機関ですが、ファッションには国境はないわけですから、これまでも世界に向けて、衣装展やカタログを発信してきました。だから、収蔵品の写真集出版を考えたときにも、世界を視野にいれた出版社、タッシェンの名がいち早く浮かんだのです。
KCIは、1978年、西欧服飾の研究機関として設立。西欧服飾を通して私たちの過去を見つめ直しながら、ファッションと、私たちが着る服を様々な角度から切り取り、その意味を問いなおし、服飾の未来を見つめてきました。収蔵品は、現在約1万1千点。17世紀以降の時代を代表する西欧服飾、下着、アクセサリー類がその内容です。
世界10ヶ国語に翻訳され、10万部を売り上げた本書には、KCIの収蔵品から選りすぐった約500点が掲載されています。これまでのKCIの仕事が海外で高い評価を得てきたのは、KCIが学術的な裏付けのもとに、服がかつて人々に着られたときと同じようにチャーミングに、見る人に訴えかけねばならないというポリシーを貫いたからでしょう。本書でもそのポリシーを貫き、小暮徹、操上和美、広川泰士ら、第一線で活躍する写真家による服の巧妙なディテールや素材感を再現した写真によって、ファッションの魅力を存分に伝えました。
その時々の人間の有りようを表象する服は、現在の私たち自身の存在を照射しています。本書を通じて、服という人類共通の財産を等しく共有する世界の人々に、服飾の素晴らしさが伝わることを願ってやみません。
出版社からのコメント
2002年に本書を出版して以来、未だなお飛ぶ鳥を落す勢いで売れている本書は、ファッションを知る書籍として不朽の名作と申しても過言ではありません。KCI収蔵品の保存状態が素晴らしく、まるで一つ一つが生きているかのように精巧な写真を通して私たちの目に飛び込んできます。ファッションデザインだけでなく、刺繍や装飾品などのディテールも豊富に掲載されているので、その当時の流行を思い偲ぶことができ、そこからさらに当時の人々の生活や文化を想像することができるでしょう。 ファッション業界や学生の方は必携、一般書としてもページを繰る新しい発見に右脳を刺激することまちがいなし、ぜひお薦めしたい一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は1万点にのぼる京都服飾文化研究財団のコレクションから精選した服を、過去の時代の体型を持つ特別なマネキンに着装させて、生き生きとしたファッションとして蘇らせた。18世紀のロココの華やかなドレスからイブ・サンローランや川久保玲など現代デザイナーの作品まで、絶え間なく変化した美しさや巧妙さ、そして楽しさ。ファッション展望の3世紀にわたる旅へといざなう写真集である。
内容(「MARC」データベースより)
1万点にのぼる京都服飾文化研究財団のコレクションから精選した服を、過去の時代の体型を持つ特別なマネキンに着装させて、生き生きとしたファッションとして甦らせる。ファッションの軌跡を振り返る一冊。
抜粋
“19世紀後半の社交界では服装における厳格な作法が定められていた。特に女性には時間と場により1日に7、8回もの着替えが要求された。当時のファッション雑誌には、最新流行ドレスの下に、「レセプション・ドレス」「午後のドレス」などの記載がある。衣服は目的に応じて極端に細分化していたのである。”
著者について
著者プロフィール 深井晃子(ふかい あきこ) 京都服飾文化財団チーフ・キュレーター お茶の水女子大学大学院課程修了。ソルボンヌ大学留学。 主な著書に『名画とふぁっしょん』(小学館)『ファッション・キーワード』(文化出版局)
深井/晃子
京都服飾文化研究財団チーフ・キュレーター
周防/珠実
京都服飾文化研究財団キュレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)