*浮世絵の伝統技法を深化させ「色面織り」と呼ぶ独自の技法を確立した 内間安セイ(王に星)のオリジナル木版画作品 『FOREST BYOBU (FRAGRANCE) 森の屏風(芳香)』1981年制作 直筆サイン入り 額装品【真作保証】です。
万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
この ”FOREST BYOBU” のシリーズは、内間安セイの名作かつ代表作として名高く、東京国立近代美術館にはこのシリーズの複数種類の作品が収蔵されています。
(この作品は、ときの忘れもの では 77万円 で販売されています。)
内間安セイは、国内では一部の愛好家に絶大な支持を得ているものの、いまだ ”知る人ぞ知る実力作家”ですが、専門家からは 独創性と作品の質の観点から 高い評価を
受けている作家で、日本版画史の流れの中でも重要な作家として位置づけられています。
また、アメリカ生まれであることもあって 国内よりも海外の評価が高く、サラ・ローレンス大学教授、コロンビア大学助教授などを務め、1962年にはグッゲンハイム・
フェローシップを受賞しています。
*内間安セイ ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作品名:『FOREST BYOBU (FRAGRANCE) 森の屏風(芳香)』
・技法:木版
・イメージサイズ:約74 cm×約44 cm
・シートサイズ:約84 cm×約51cm
・額サイズ:約102 cm×約64 cm
・サイン:直筆サインがあります。
・エディション:120部
・制作年:1981年
※作品下部に、直筆サインと制作年、作品名とエディション の記載があります。
※作品コンディション:概ね良好だと思います。目をこらすとイメージ部分上部に1つシミが確認できます。また、右側の下から1/3位の所(黒地の部分に)軽い折れがあります。
余白部分に小さなシミが数箇所認められます。
額は、アクリル板に擦り傷があります。またフレームに塗装落ち部分がありますが、自然な・アンティークな感じで、不思議と違和感はありません。
画像でご確認下さい。
1921年アメリカ生れ。40年父母の国日本に留学。早稲田大学で建築を学ぶ。戦後、創作版画の恩地 孝四郎に巡り逢い抽象木版に志す。55年東京・養清 堂画廊で初個展。60年帰米、以降ニューヨーク在 住。62,70年グッゲンハイム・フェローシップ版 画部門で受賞。サラ・ローレンス大学名誉教授。 2000年永逝(享年79)。
日米、二つの祖国をもった内間先生は浮世絵の伝統技法を深化させ「色面織り」と呼ぶ独自の技法を確立し、伝統的な手摺りで45度摺を重ねた『森の屏風 Forest Byobu』連作を生み出します。鮮やかな色彩のハーモニー、微妙なぼかしが入った色面が幾重にも重なる複雑な構成、多色にもかかわらず画面全体には静かな気品が漂う。現代感覚にあふれた瑞々しい木版画はこれからもっともっと評価されるに違いない。 (出典:ときの忘れもの)
<パブリック・コレクション>
メトロポリタン美術館、ホイットニー美術館、東京国立近代美術館、ワシントン国会図書館、フィラデルフィア美術館、アムステルダム国立美術館、ホワイトハウス、ブルックリン美術館、ナショナル・ギャラリー、大英博物館、シカゴ美術館、ウォルセスター美術館、ホノルル・アート・アカデミー、ローゼンウォールド・コレクション、沖縄県立美術館 他
(出典:ときの忘れもの)