LAを拠点に活動するジミー・タンボレロによる1人エレクトロニカ・ユニット。1stアルバム『Life Is Full Of Possibilities』(2001年)での共演を発展させるような形で実現した、Death Cab For Cutieのベン・ギバートとのユニット、The Postal Serviceのアルバム『Give Up』が、Sub Popにとってニルヴァーナの『Bleach』以来となるゴールド・ディスク(50万枚)を獲得するほどの大ヒットを記録する。 同じくSub Popからリリースとなる本作は、コラボレーションというもの自体に、アーティスティックな特性を見い出すことのできるジミー・タンボレロというアーティストの、その10年以上に及ぶキャリアの集大成というべき、堂々たる歴史的傑作。