Blues/Rock系名盤 名手Johnny Winter 大傑作3rd「Second Winter」 リマスター特別仕様二枚組紙ジャケット仕様限定盤 国内盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い、Johnny Winter(Vo、G、Mandolin)、Edgar Winter(Sax、Key)、”Uncle” John Turner(Ds、Per)、
Tommy Shannon(B、後にStevie Ray Vaughan & Double Trouble、Arc Angels)、Dennis Collins(B、一曲のみ)となります。
メジャーデビュー作となる前作「Johnny Winter」が大好評。されどレコード会社は更なる新作を求め、新作制作を依頼。
されど創造意欲が旺盛なJohnny Winterは前作リリース直後のツアーの合間に制作に突入、という当時の異様なスケジュールの中で制作された作品でございます。
１９６９年７月１９～２２日、８月８～１２日という驚きの短期間で制作されたものでございますがツアー中に楽曲を充分に練った感があり、後は録音のみという感がございます。
正直「これはBluesか !?」という感のある楽曲からスタートする作品でございます。
楽曲を経ていくうちにBluesらしくなるという感がございますが、非常にロック色が強い作品でございます。
６０年代後期から７０年代初期にかけての英国Blues/Rock～ハードロック系に繋がる音楽性で、何故Johnny Winterがあれだけの契約金で鳴り物入りで登場出来たのか？が判るものでございます。
Johnny Winterの演奏もBluesというよりは非常に突き抜けた感覚のもので非常に巧み。表現力豊かで案外泥臭くなくBlues特有の演奏スタイルとは非常に異なる感があり、
現在のHR/HM系にも繋がるギターヒーロー感がございます。
Johnny Winter売りという事があるのでしょうか？録音もJohnny Winter中心で他の演奏音量が低めとなっておりますが、
後にStevie Ray Vaughan & Double Troubleでも名を馳せる等々のミュージシャン揃いという事もあり非常な聴きものとなっております。
また、かの第二期Jeff Beck Groupの傑作”Jeff Beck Group”と共通する音造りの感があり、非常に興味深いものとなっております。
第二期Jeff Beck Group解体後にかの名手故Cozy PowellがJohnny Winterのバンドに短期間在籍(他のオーディション選考に余りに手間取り脱退)致しますが、
今作にはその故Cozy Powellの後の大ヒット楽曲”Dance with the Devil”を彷彿とさせる感のある楽曲が存在。
セッション時や加入に当たっての音楽性認識で故Cozy Powellが音楽性を習得した感があり、非常に興味深いものでございます。
さて、ボーナス盤でございますが、かの”Legacy Edition”とは異なるものでございます。
１９６９年８月１８日米国 伝説の”Woodstock Music & Art Fair”、１９７０年４月１７日 英国”Royal Albert Hall”、同年１０月３日米国”Filmore East”三か所での実況録音からの抜粋となります。
そもそも”Second Winter”は短期間制作でライヴ感重視な感がございますが、何せスタジオ制作。造り込み感や当時の録音技術の限界もございます。
自発的・自然発生的で丁々発止な感覚や躍動感を求めるにはライヴ録音が一番でございます。
また、こちらは公式録音。音質は抜群でございます。
当時は公式な作品としてリリースを見越して録音された感がございますが、”Woodstock”録音以外は当時お蔵入り。
今作のリリースに当たっては演奏の差し替えは行われていない模様で生々しさが感じられるもの。
されど演奏・アンサンブルは抜群でございます。
”Second Winter”に比べ非常にBlues色が濃いものでございますが、これから全盛期へと駆け上がるJohnny Winterの若々しく勢いに満ちた演奏が聴かれる貴重な音源でございます。
また実弟Edgar Winterの秀悦さ、後にStevie Ray Vaughan & Double Troubleに参加するTommy Shannonの堅実な演奏等々、非常な聴きものでございます。
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。
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