アフリカの各地には、ジンバブエの「ムビラ」、カメルーンの「サンザ」、タンザニアの「マリンバ」など、「指ピアノ」「親指ピアノ」と総称される民俗楽器があります。KALIMBAは“ヒュー・トレイシー”がその生涯にわたるアフリカ民俗音楽の調査/録音と研究の末、この魅力的な楽器を、多くの人々が楽しめるよう、西洋の音階に調整し、世界に紹介したものです。近年、カリンバは様々なジャンルの音楽の中でもよく演奏され、我々がそのサウンドを耳にする機会も少なくありません。その容易な奏法とオルゴールにも似た柔らかく美しい音色は、親しみやすく、また郷愁をさそうものでもあり、まさに「アフリカ大地の詩(うた)」とも言えるものでしょう。カリンバは南アフリカの楽器工房で、最高のマテリアルと熟練した現地職人の手により製作され、ヒュー・トレイシーの功績を今に伝えています。既に数種の類似品も存在しますが、これこそ“made in Africa”のオリジナルです。