レア☆ゴアテックス採用
RAF-英国王立空軍
MK4 フライトジャケット
デッドストック
サイズ : 7 (肩幅50cm、身幅63cm、着丈63cm、袖丈63cm)
英国王立空軍 (RAF=Royal Air Force) の名作MK3の後継となる、
進化型 "MK4" フライトジャケットになります。
前身となるMK3は、
イギリス王立空軍が1960年代から2010年までのなんと50年もの間、
長期間採用していたフライトジャケットです。
2010年頃を目安に、MK3に改良が加えられた新型 "MK4" へと引き継がれました。
50年もの間、MK3はそのデザインや形状をほぼ変えずに採用されてきたわけですが、
それほど当時から完成度の高かったフライトジャケットと言えます。
近年の2010年、50年も採用された歴史あるMK3が4へと満を期してのバージョンアップとなったわけです。
一見するとMK-3との違いは見られないのですが、大きく変わった点は使用されているファブリック。
なんと表生地のシェルを『GORE-TEX』 (ゴアテックス) に変更。
それにより防水・撥水性、防寒性が格段に強化され、飛躍的な進化を遂げました。
見た目にも『GORE-TEX』 (ゴアテックス) 生地のハリ感と上品なツヤ感が出ており、
カラーは明るめのセージグリーンのような色味になっております。
生地とカラーの違い以外には、MK3のデザインをそのまま受け継いでおります。
MK3の洗練されたデザイン性はそのままに、機能面だけが格段に向上しておりMK3ファンには嬉しいアップデートではないでしょうか。
デザイナーズブランドも幾度となくサンプリングしてきたUKミリタリーの名作とだけあって、
細かなディティールやギミックも洗練されております。
特徴的な大きい襟にはチンストラップが付いており、
襟を立てて止めることで風の侵入を防ぎます。
また、フロントはジップとボタンのダブル開閉式になっており、
ジップ部を完全に覆うように比翼仕立てにすることで風を完全にシャットアウトしてくれます。
この大きめの襟とボタン位置が中心から少しずれるアシンメトリーな比翼デザインがこのフライトジャケットの特徴であり、
デザイン面で高く評価されているポイントでもあります。
また、アクセスしやすい腹部位置に付けられた大容量の「ハの字スラッシュジップポケット」も、
実用性とデザイン性を兼ね備えた仕上がり。
左袖にはパット入りの「ユーティリティーポケット」 (ペンホルダー) を装備。
袖口はベルクロのアジャスターで調整可能で風の侵入を防ぎます。
背面襟下には「収納式フード」も搭載されており、アノラックのように首元を完全に覆うことができます。
フード部分もゴアテックスを採用。
背面内側の下部にはベロクロ開閉の通称「ビーバーテール」が付いております。
これはパラシュート降下時にバタつきを防ぐために背部から取り出し前面に渡し着用するものです。
ボタンは全て「パラシュートボタン」を採用。
空挺部隊が降下中にボタンがパラシュートなどに引っかかっても切れる心配がないように軍が開発したボタンです。
通常のように糸を使用しないことで糸が絡まることもないので脱ぎやすさも考慮されております。
このように実用性を研ぎ澄ませたハイスペックな作りであることがうかがえます。
今回生地にゴアテックスが採用されたことでその機能美は最高峰のものになっております。
サイジングもフライトジャケットならでのショート丈になっております。
これはコックピットに座った時に裾が干渉しないように動きやすさを考慮してです。
この丈感により身幅にゆとりがありながらもミリタリーウェアの野暮ったさを上手く抑えてくれています。
この洗練されたサイズバランスもこのジャケットが人気な理由の一つです。
非常に人気が高く希少なモデルのため、
このデッドストックコンディションではなかなか出てこないかと思います。
探されていた方はぜひ。