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1883 スイス ルガーノ 射撃祭 5フラン銀貨のご紹介です。
最後までお読みいただき、入札のご検討をお願いします。
【商品説明】
スイス連邦は国家行事である射撃祭を各県で開催し、シューティングターラーとして、
大型の銀貨を毎年1842~1885年にかけて17種発行しました。
射撃大会記念銀貨は、諸国では主に射撃大会の賞品として発行されましたが、
スイス発行のものだけは、当時の現行銀貨と品位、重量、大きさが
同じということもあり、ターラー銀貨として認識されました。
この17枚の代表的な元祖的ターラーの図柄がベースとなり、
後の時代の復刻版コインを生み出しています。
今回のコインは17種のうちのひとつ、1883年にルガーノ(Lugano)で発行された銀貨です。
発行枚数は30,000枚と少ないですが、これはこのシリーズが隔年で開催された
射撃祭の開催を記念して造られた、いわば記念コインだったからです。
ルガーノは、スイスの南端、イタリアとの国境沿いのルガーノ湖のほとりにあり、
ミラノまで60㎞という近さにある関係で、イタリアの影響を強く受けています。
第二次世界大戦後、特に1960年代から1970年代にかけて、イタリアから
豊富な資本が流入したことからルガーノでは銀行が激増し、現在、
ルガーノには100を超す金融機関があり、スイス第3の経済・金融の
中心地となっています。
表面デザインは、ゴシック様式の装飾が施されたルガーノの盾、
ライフル 2 丁、旗 2 枚と月桂樹の枝の上に重ねられ、羽のついた帽子と
マントが盾の上に置かれ、湖と街の眺めが背景です。
上部の刻印は「TIRO FEDERALE IN LUGANO 1883」意味は、
「1883年 ルガーノ連邦射撃祭」です。
裏面デザインは、ティチーノの川の神とヘルヴェティアが座っています。
ヘルヴェティアは剣と連邦の盾を持ち、ティチーノはカントンカラーの
オールを持っています。
ふたりはゴッタルド トンネル(1882 年開通) に座っており、そこから
機関車が出てきています。
周りの刻印は「LIBERTADE INERME DE 'TIRANNI AGEVOL PREDA 1883, 5 Fr.」
意味は、「無防備な自由は暴君の格好の餌食である 1883年 5フラン」です。
右下に小さく「E.DURUSSEL」の刻印が有ります。
これはデザイナー名の「エドゥアール・デュリュッセル」です。
【仕様】
発行年:1883年
発行国:スイス
造幣局 : ベルン造幣局( Bern mint)
グレード:PCGS AU Detail (Cleaned)
額面 : 5フラン
素材:銀(シルバー)
純度:0.834
重さ:25.1g
直径 : 37mm
発行枚数:30,000枚
表面デザイン:ライフルと旗と盾、遠くに街の景色
表面デザイナー:エドゥアール・デュリュッセル(Edouard Durussel )
裏面デザイン:鉄道トンネルの上に座る川の神とヘルヴェティア
裏面デザイナー:エドゥアール・デュリュッセル(Edouard Durussel )
【商品状態】
スラブには輸送時や保管時の汚れ・スレキズ等が有ります。
予めご了承の程お願い申し上げます。
コイン・スラブの商品状態は写真にて確認お願い致します。
【コインの真贋確認について】
アメリカの第三者機関格付会社でもっとも信頼のおける「PCGS」「NGC」の
スラブ入り鑑定済コインを主に扱っております。
※この2つの機関は、営利目的ではない、公平な第三者機関として
『鑑定と格付のみ』を業務としています。
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