
10年ほど前に新品を国内から買ったものです。
個数は1個と表示されますがOPA627BPが2個です。説明用のハンダ吸い取り器などは含みません。
けっこう高くてひとつが一万円前後したと思います。
OPA627BPの本物かどうかが問題ですがCANタイプなどを含めて627AP、627AU、など買いましたがとても似た音だったので本物だろうと思います。
ピンの間の抵抗を測って本物と見分ける事もできると書いてあるのを見たことがあるので一応測ってみました。
ひとつは私がラジオペンチでキズ付けています。性能に問題はないはずです。
その方から書きます。以下すべて最初の数字の方にテスターの赤い方を当てました。
1-5 間 60.9kΩ
1-7 間 30.7kΩ
5-7 間 30.2kΩ
もうひとつの方
1-5 間 63.1kΩ
1-7 間 31.6kΩ
5-7 間 31.4kΩ
でした。足を傷めないように8ピンのソケットにさしてその足をワニ口クリップや半田冷却クリップではさんで測りました。
下記のアドレスの「蒸気猫」様のページにOPA627BPについて詳しくお書きになっていらっしゃいますのでお読みになられたらと思います。なお終わりごろに他のオペアンプなどとの比較を丁寧に書いていらっしゃいます。
なお「蒸気猫」様がお測りになったピン間の抵抗値と私が測ったものはまったく一緒ではありませんが近い数値でロットや工場の違いくらいかと思います。
https://steam.blog.fc2.com/blog-entry-463.html?
この627BPは画像のように2つともソケットに差し込んでいましたからハンダ跡はありません。
底面にどちらも「THAILAND」と刻印があります。
9番目の画像のデータシートのように 627BPと627AM,627AP,627AU は性能的にも違います。
なお、今のオペアンプが基板についている場合は今まで改造などの経験のある方でないと失敗するかもしれないので、経験のない方は入札されないほうが良いと思います。
●くれぐれもソケットの切り欠きのある方向を間違えないでください。私も十分わかっているはずなのに間違えて一瞬で焼けてしまったことがあります。
少し経験のある方でも、今のオペアンプが基板についている場合は、8番目の画像の精密ハンダごて20Wとダイソーのものではないハンダ吸取り器、をお使いになることを強くおすすめします。吸取り器を使ったときハンダが飛び散っていないかも見てください。
627BPを取り付けるときは8番目の画像の8ピンのICソケットに差し込んでおいてから基板に取り付けることをおすすめします。基板に取り付けたソケットに差し込もうとするとどれかの足が入っていなくて627BPを痛めてはいけませんので。
なおICソケットは差込部が平たいバネ式のものより画像の丸穴式のほうが長期間安定性があるそうです。
長く使っていなかったので100時間くらいエージングしてください。
音が出ない場合は返品・返金に応じます。その場合も到着後1週間以内にご連絡をお願いします。
それ以外の返品はご容赦ください。
●くれぐれも差し込む方向を間違えないでください。
どうぞよろしくお願いします。
(2025年 6月 10日 19時 59分 追加)ブランド名に選択していないのにどうしても「FX AUDIO」と出ます。ブランドは「FX AUDIO」ではありません。
ブランドはバーブラウン[BB]です。今はテキサスインスツルメンツ[TI]に吸収されています。
よろしくお願いします。
(2025年 6月 10日 20時 15分 追加)AIのPerplexitiyに質問してみました。
質問
偽物と本物の抵抗値差はどの程度あるか
回答
偽物と本物の抵抗値差は製品によって異なりますが、かなり顕著な差が見られることがあります。
バーブラウンのオペアンプOPA627BPの場合、本物は1-5ピン間の抵抗値が43-58kΩ程度(42~65kΩ程度が正常値)であるのに対し、偽物はこの値が全く異なります。
パワー半導体の場合、本物でもデータシートの値の半分程度しかない場合があり、偽物ではさらに差が大きくなり、データシートと比較して1/10程度という測定結果が報告されています。
また、抵抗器自体についても、Amazonで販売されている抵抗器の中には、定格誤差±1%を謳っていながら実際にはその範囲を超えた値を示す製品もあります。ELEGOOの抵抗は定格通りの抵抗値を持っていましたが、Longrunerの抵抗は定格から外れた抵抗値を持っていました。
このように、偽物と本物の抵抗値差は製品によって異なりますが、本物の仕様から大きく外れた値を示すことが偽物を見分ける重要な指標になります。