リア ドライブレコーダー 電源取り出し ハーネス
リアワイパーコネクターに割り込ませて簡単・安全に電源を取り出せるハーネスで、リアドライブレコーダーの設置がリアハッチ内で完結できます。
自動車用SNS"みんカラ"などで、ワイパーハーネスからエレクトロタップを使って電源を取り出す方法が投稿されていますが、非常に危険な行為です。
ワイパーコネクタ部のイグニッション電源（IG電源）は電子技術マニュアルによると 20A 流れます。
大電流が取り出せるアクセサリーソケット（シガーソケット）でさえ 15A です。
車室内ではずば抜けての大電流です。＊ハイブリッドシステムは除く
瞬間最大電流が20A以上となるサブウーファーの電源は太いケーブルでバッテリーから直接引き込みますよね？
エレクトロタップの色と対応電線・許容電流
白
AV・AVS 0.2-0.3sq 45W（12V 3.75A）以下
赤
AV 0.5-0.85sq 80W（12V 6.6A）以下
青
AV 1.25-2sq 240W（12V 20A）以下
対応している電線は低規格（絶縁皮膜が分厚い）なAV線です。
僕の知る限り余程古い車両でない限り、技術の進化（絶縁）や軽量化もあり AVS以上の規格だと思います。
ワイパー部の電線は20A流れるには細く見えますが、絶縁皮膜が薄く外径が細くできる上級グレードの AVS または AVSS が使用されていると思われます。
もしここにエレクトロタップを使うとしても、電気容量的には 青 ですが、外径的には 赤 で対応している規格のエレクトロタップはありません。
＊利点は手向きだけで欠点だらけなエレクトロタップを当方は絶対に使いません。
大電流が流れる線にエレクトロタップを接続するのは保安上非常に危険です。
エレクトロタップは嵌めこむ圧力で接続する金属の刃が絶縁皮膜を切り芯線と接触することで導通させる仕組みです。
仕組みを知らずに力任せに嵌めこむと芯線の一部を切断することもあります。
（切断された部分は断面積が少なくなり抵抗UP許容電流値のボトルネックとなります）
表面上エレクトロタップで接続できていても、走行振動でエレクトロタップの刃が芯線を削り続けると抵抗値が増し発熱することで溶断や発火します。
常用しないリアワイパーの場合、走行振動で配線が削れていることに気付かず、削れがかなり進行した状態でリアワイパーを使用すると異変に気付くことなくエレクトロタップ部が溶解し電装火災が発生します。
当方は自動車メーカーの純正電装機器の試作に従事しています。
自分の車の電装作業はハーネスの作製から施工まで全て自分で行っています
通電確認も行っていますので安心してお使いいただけると思います。
車両用ハーネスは同じ形で電気が流れれば良いものではありません。
自動車用コネクタ・ハーネスは耐熱・耐油・耐火・対振動など採用されるには多くの安全条件があります。
＊これらを満たしてない電線は車両火災（電装火災）の原因になります。
当方ではトヨタ自動車等の車両ハーネスに採用されている 住友電装製 のハウジングコネクター（RoHS／ELV 対応）・自動車用薄肉低圧電線（JASO D611 準拠）を使用しています。
特にリアハイパー周辺の狭い場所で使用するため、製品自体の体積を少なくするように絶縁性能が優れた上に皮膜が薄く電線外径が細い上級グレードのAVSS線を使用しています。
また純正配線に割込むため、ここの配線がボトルネックとならないように許容電流に対応した電線を使用しています。
＊20Ａに対応できない電線だと、絶縁皮膜が溶解し発火の原因となります。
トヨタ電子技術マニュアルで接続先配線の電流許容値を調べた上で使用する電線の規格を決めています。
形状だけが同じ互換品ではありません。
配線の長さはコネクターを含め24cm程です。
ゆとりをもって割り込ませれるように実際に設置し必要な配線長を決めています。
またご希望により、振動で絶縁被覆が破れ短絡・電装事故・電装火災になるのを防ぐためチューブで保護しています。
この製品の分岐線の色と電圧
赤：12V（イグニッション電源・エンジン始動で通電）
黒：0V（接地）
＊分岐線は大電流が必要ないのでギボシ端子の加工のしやすさを考慮し AVS 0.75SQ 線を使用しています。
対応メーカー・車種
トヨタ
プリウス 30 50
プリウス PHV 35 52
プリウスα
アクア
C-HR
ハリアー
ヴォクシー / ノア
ヴェルファイア / エスクァイア
等
＊モデル・年式で形状が異なる場合があります。必ず実車のコネクターをご確認ください。
出品内容
ブレーキ信号線割込みハーネス ×1
発送方法・料金
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