ご覧いただき、ありがとうございます。【プロモデラー製作】1/20 レッドブルRB16B ”ありがとう号”トルコGP 完成品 3Dレジンキット NewScratch ニュースクラッチの自作完成品の出品です。
キットは、ニュースクラッチ製の3Dレジンキット(光硬化レジンキット)を下地処理から含め完成させた完成品です。ニュースクラッチの光硬化レジンは非常にもろく割れやすいので製作中の下地処理及び組立の際に折れや欠けが生じその都度補修及びプラ板や各種素材に置き換えて製作しております。(修復箇所は完成から時間が経過しておりどの箇所かまでは覚えておらずまた修正した部分も完成後は修復以前とほぼ変わらず確認出来る部分がありませんので記載は省略させて頂きます。また光硬化レジンの特性から通常のレジンキットとは異なり曲がりの修正を行う事が出来ず(お湯につける事が出来ない為)リアウイング翼端板に歪みが生じていた事からヒートガン等での修正を図りましたが若干の歪みが生じておりますので(ほぼ気にはならない範囲だとは思います)記載しておきます。詳細は画像からご判断下さい。
さてキットは、2021年のレッドブルRB16BトルコGP仕様をモデル化しております。本来、この年限りでF1から撤退するホンダPUが1965年のメキシコGPでホンダ初優勝のRA272を模した記念したカラーリングを施しこの年の日本GPでお披露目の予定でしたが折りからの世界的なパンデミックの大流行により日本GPは中止となり本来6月開催予定であったトルコGPが10月開催となりそのGPで出走しました。よって実車もさる事ながらモデルでも人気が高騰し初回生産分は予約分のみで完売、その後の再販は無く現時点でもオークション等では非常に高い価格で取引されております。
以下は制作の工程です。
【下地処理】
・3Dプリンタ特有の積層痕を丁寧に処理しております。
・エンジンカウルの形状がキットのままでは実車と相違点があるので裏からポリパテを盛って、表面を削りなだらかにして形状を修正済み。
・パーティングライン処理、バリ取り、ヒケ処理→サーフェイサー→修正を丁寧に実施
・空力パーツのフチを薄く削り込み
・スジボリを深く掘り直し。
・ボディ後端の エキゾースト取り付け位置の形状に相違がある為に形状を変更、形状変更に伴い、エキゾーストの長さが不足するので延長し対応した。
【塗装について】
・ボディカラーは、サーフェサー塗装後に表面を慣らし、ガイアのEX-01 ホワイトを塗装、中研ぎ前のクリアーEX-03クリアーを3回塗装し十分に乾燥後に1500番の耐水ペーパーでデカールとの段差を消し仕上げのクリアーを3回塗装後にラプロス6000~8000番で研ぎ出した後に各種コンパウンド、Mr.コンパウンド極細、ハセガワセラミックコンパウンドで研ぎ出しました。
・研ぎ出したあとにガイアのマットクリアープレミアムを吹いて実車同様のマット塗装仕上げにしてます。
・イエローは塗装です。(使用塗料は、フィニッシャーズのミディアムイエロー)
・アンダートレー、バージボード、フロントウイング・リアウイング内側やリアウイング下部、サスペンションアーム等実車でカーボンが確認出来る箇所には各種カーボンパターンのデカールを貼付後、ガイアセミグロスクリアープレミアムを吹き付けボディのマット感とは質感の違いを表現しております。。
・エキゾーストパイプは焼け色塗装をしています。
・フロントウイング翼端板、リアウイング翼端板上部(黒に近い濃紺の為、下部のカーボン部分との塗り分けに中々気付かず各種実車写真を参照、最終的にはSpark製の1/18のモデルカーを購入し検証し塗装分割部分を確認し塗装)、リアウイングメインフラップには黒に近い濃紺を再現する為に各種カラーサンプルを作成し検証した結果、グロスブラックに透過性を意識しメタリックブルーを吹き付け再現しました。
【塗装手順】
サーフェイサー→ホワイト→ファンデーションクリーム→ミディアムイエロー→マスキング→ホワイト→デカール→EXクリアー3回→研ぎ出し→EXクリアー仕上げ吹き→コンパウンドでの研ぎ出し→艶消しクリア
・各工程には途中でクリアーを挟んで塗装の段差が出来ないようにしております。
・デカールの段差はほぼありません。
・塗装は全てエアブラシを使用し塗装しました。
【コックピット】
・シートベルトはNew scrachの布製ディティールアップパーツを使用。
・ステアリングのスイッチは資料を参考に塗り分け。スイッチ類周辺のダイアル部分も塗り分けにて再現
・ ミラー面は洋白板にハセガワミラーフィニッシュを貼り付け。
【アンテナ】
・さかつうの洋白丸線でアンテナを再現。
【タイヤ】
・ レジン製なのでゴム劣化の心配がありません。ブラックサーフェサー塗装後、タイヤロゴデカール貼付、デカールの劣化による剥がれ防止の為、クリアー塗装(ピレリタイヤ独特の艶感を出す為にグロスクリアーとセミグロスクリアーを7:3で調合しオーバーコートしております。
貴重な現行型F1の1/20スケール完成品です。キット代だけで4万円かつ限定生産に付き既に製造中止、ネットやオークションでも殆ど見掛ける事が無く、出品されても高額なプレミア価格もしくは高額な落札価格で取り引きされている事、制作に時間と手間がかかるので高額となりますが、それでも欲しいという方がいらっしゃればお譲りします。
当方はプロのモデラーとして活動はしておりますがそれでも機械では無く人間が制作している物でありケースを含め、完璧なものをお求めの方や細部を気にされる方は入札ご遠慮下さい。
ケースに関してはタミヤのコレクションケースPにボルト2箇所で固定しております。外して展示して頂く事も可能です。
悪い評価の多い方は、予告なく入札を取り消すことがあります。
揺らしたり逆さにしても固定されていることを確認していますが、輸送中の強い衝撃によっては部品の脱落や破損が生じる可能性があります。その場合は落札者様にて修理をお願いいたします。また輸送中の破損等に関して運送会社の保障をお求めになる場合は落札者様でのご対応をお願い致します。
落札後は24時間以内にご連絡及びお支払いをお願いいたします。お守りいただけない場合は落札者都合での取り引き中止となり、次の方に権利が移りますのでご了承下さい。商品受け取り後、24時間以内に「受け取り連絡」の処理を行って頂ける方のみ入札下さい。
以上をご理解の上、ノークレームノーリターンをお守りいただける方のみ入札をお願いいたします。
当方はプロのモデラーとしても活動しておりショップからの制作依頼や個人間での制作も行っております。全国的にも有名なショップでの取り扱いも行っておりますので下記URLより参考にされて下さい。